一般皮膚科(敏感肌・乾燥肌)

敏感肌・乾燥肌

敏感肌とは、少しのきっかけで肌トラブルを起こしやすい肌をいいます。
敏感肌の人の皮膚は、角質の水分保持能力が低下してしまっており、皮膚表面の皮脂膜が不十分で外部からの刺激に大変弱くなっています。
敏感肌はアレルギーなど遺伝的な体質が素因となっていることも多いようです。

アトピーなどアレルギー体質の人の体は、刺激物質が角質層の内部に侵入すると過剰に免疫機能が働き、その防御反応として皮膚が炎症を起こします。
総じて普通の人なら反応しない物質や刺激や変化に対して、敏感肌の人は過敏に反応してしまう性質をもっています。 普通の人よりもかゆみやかぶれ、赤みなどの炎症症状もより現れやすい傾向があります。

乾燥肌の症状

肌の表面には、角質層という細胞の層があり、その外側を皮脂がおおっています。
角質層が水分を保ち、皮脂が膜をつくって、肌の潤いを保ち、また外からの刺激を防ぐバリアとして働いています。
乾燥肌とは、角質層の水分が少なくなったり、皮脂の分泌が低下することにより、皮膚の表面が乾燥した状態をいいます。その為、白く粉をふいたり、外からの刺激に弱くなり、かゆくなるのが乾燥肌の特徴です。

治療について

普段のお手入れが大事になります。
保険が適用されるぬり薬による処方と、普段のお手入れについて説明し、改善に向かわせます。

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